dear

大学生 そのとき書きたいことをそのまま

2018年に行ったライブ


今年は2つライブに行った。


1つめはほぼ1年前になるのかな、2月のことだったと思う。the xxのワールドツアー、in幕張。ものすごい衝撃でその熱を勢いのままに書き留めて一度ブログに載せたんだけど、今はもう消してしまった。当時の人と別れてしまったから。勿体無いな。今も覚えているところだけ、書き起こしてみようと思う。


とにかく生まれて初めて生でめちゃくちゃに質の高い音楽を目の前にしてひたすら圧倒されていた。少ない音数、和音のひとつひとつがえっそんなところ突いてきちゃうの?と、今まで知らなかった自分の性感帯を探り当てられた感じ。ボーカル2人の声がそれぞれそりゃあもうひたすらに良くて、聴いているだけで頭がぼうっとする。会場のライトもスモークも、妖しい雰囲気を醸し出していて、こういうの、なんていうんだろう。


フェティッシュ


その音楽とライブ会場の世界観がなんだか心の奥底がザワザワして落ち着かなくて、こんな世界に向き合ったら大変なことになる、そう思う。もう戻れなくなってしまう、今まで大事にしてきた価値観、考え、人間関係、全部投げ捨ててしまいそうになるような。あのライブそのものが、セックスのメタファーに感じるほどに異常で、特別で、そりゃあもうどエロかった。


またthe xxのライブに行くんだろうか。行って、私は大丈夫なんだろうか。これからもまともに生きていけるだろうか?

 


さてもう一つは欅坂46の屋外ライブ、欅共和国2018。全く違ったよさがある。

noteの方にどれだけ平手友梨奈ちゃんが堪らなく特別な女の子か、みたいな記事を載せたんだけど時間が経てばまた見えてくるものもあるだろうし。こちらも今思うところを書き起こしてみます。


若くて、細くて、可愛い女の子達。本来なら守られなきゃいけない側なのにそんな彼女達が全身全霊で全力で踊って歌って必死に曲を伝えている。誰かが本当に本気で何かをしているところって、そうそう見られるものじゃない。胸を打たれない訳がない。

スクリーンに平手友梨奈ちゃんが映るたびにそのあまりの美しさに泣きそうになった。溢れてくる感情をなんとか発散したいのに言葉なんてなにも出てこなくて、「あーっ、あー…あー…」ってずっと行っていたと思う。キモオタだなこりゃ。本当にあーくらいしか言えない。美しすぎて危うい。こんなに眺めていていいのかと思う。この女の子をこんな消費の仕方をしてしまっていいのだろうかと思う。きっ、と顔を上げた瞬間の彼女を見て、圧倒的にこりゃ敵わないなと思った。その一瞬を味わえただけでもう十分だった。本当になんでもいいよもう。手が届かない。態度が悪い。中二病。いやもう本当にどうでもいい。どうなろうと、何を語らなくても、私の中で彼女は十二分に特別な存在で、本当にただそれだけが全てだった。そう思える瞬間だった。

 

ライブって、本当にいい。生でしか味わえない圧倒的な瞬間を味わえる。普段の生活では気付けない自分の奥底の重くて深くてめちゃくちゃな感情を引きずり出される。


来年も素敵なライブに行けますように。